日語歇後語

038 砂鍋搗蒜--一錘子買賣 土鍋で大蒜をたたきつぶす ⇒ 一発勝負の商売

039 篩子當水桶--漏洞百出 ふるいを水桶にする ⇒ 穴だらけ。手落ちばかり

040 上天摘星星--異想天開 空に上がって星をとる ⇒ とんでもない考え

041 上岸的螃蟹--橫行霸道 陸に上がった蟹 ⇒ 橫暴・橫行したい放題

042 上街不帶錢--閒溜(看熱鬧) 街へ出るのに金持たず ⇒ 暇つぶし。ひやかし

043 舌頭上抹蜜--盡講甜話 舌に蜜を塗る ⇒ 甘い言葉ばかり話す

044 蛇吞象--不自量 蛇が象を飲み込む ⇒ 身の程知らず

045 射人先射馬--擒賊先擒王 人を射るには先ず馬を射よ ⇒ 賊を捕らえるにはまず首魁を

046 什麼病開什麼方--對症下藥 薬の処方は病狀による ⇒ 狀況に応じて解決法を考慮

047 什麼人說什麼話--立場不同,看法不同 人はその人なりの話をする ⇒ 立場が違えば、見方も異なる。十人十色

048 十八羅漢請觀音--客少主人多 十八羅漢が観音さんを招待 ⇒ 客は少なく主人側は大勢

049 十五的月亮--好圓(緣) 十五夜のお月さん ⇒ とっても丸い(=良縁)

050 石沉大海--無訊息(沒回音) 石が海に沈む ⇒ こだま(=返事)なし

051 拾芝麻丟西瓜 貪小失大 ごまを拾うため西瓜を捨てる ⇒ 小事の為に大事を失う

052 收生婆說媒 一包到底 産婆さんが仲人口をきく ⇒ とことんすべておまかせ

053 瘦死的駱駝 比馬大 痩せて死んだ駱駝 ⇒ それでも馬より大きい。腐っても鯛

054 受驚的兔子 東跑西竄 驚きおののいた兎 ⇒ 右往左往駆け回る

055 摔破的鏡子 不能重圓 割れた鏡 ⇒ もとには戻れない

056 水底撈月 一場空 水底の月をすくおうとする ⇒ すべて空しい。無駄骨折り

057 水中的魚,天上的鳥 自由自在水 中の魚、空の鳥 ⇒ 自由自在。勝手気まま

058 水裡煮石頭 一輩子熟不了 水で石ころを煮る ⇒ 一生煮上がらぬ(馴染めぬ)

059 水中月,鏡中花 可望不可及 水中の月、鏡の中の花 ⇒ 眺められても手は屆かない

060 順水推舟 不費力 流れに従い船を押してやる ⇒ 苦労せずにやれる

061 說書的開了本 言歸正傳 講釈師が書物を開く ⇒ 閑話休題。本題に戻る

062 寺廟裡的木魚 任人敲打 お寺の木魚 ⇒ 人々に打たれるまま

063 松樹當柴燒 大材小用 松の木を柴にして燃やす ⇒ 役不足。人材の無駄使い

064 孫猴子落在如來佛手心裡 跳不出去 孫悟空が如來の掌に落ち込む ⇒ 飛び出せない。抜け出せぬ

065 太陽底下的露水 不長久 お天道様の下の露 ⇒ 長くはない。短命

066 天上的星星 沒法數(數不清) 天上の星 ⇒ 數え切れない。數えられぬ

067 天下的烏鴉 一般黑 世界中の烏 ⇒ みな黒い。同じ穴の狢

068 鐵飯碗 碰不破 鉄の茶碗 ⇒ 割れることはない

069 鐵樹開花 千載難逢(不結果) 鉄の木に花が咲く ⇒ 滅多にないこと。実は結ばぬ

070 同床異夢 各有一心 同床異夢 ⇒ それぞれに考えあり

071 兔死狐悲 物傷其類 兎が死んで狐が嘆く ⇒ 同類相憐れむ

072 挖肉補瘡 得不償失 肉を削って切り傷を埋める ⇒ 差し引きでは損

073 王奶奶和玉奶奶 只差一點兒 王ばあちゃんと玉ばあちゃん ⇒ ちょっと(一點)違うだけ

074 網裡的魚,籠里的雞 跑不了 網の中の魚、籠の中の鶏 ⇒ 逃げられはせぬ

075 溫室里的花朵 沒經過風雨 溫室の花びら ⇒ 風雨にあったことなし

076 溫度表放進熱水裡 直線上升 寒暖計を湯につける ⇒ 一気に上昇する

077 窩裡的螞蜂 不是好惹的(惹不起) 巣の中の雀蜂 ⇒ 下手につつくと大変。觸らぬ神に祟りなし